くっぱの備忘録: くっぱ、道に迷う。

前回も書いたけど、くっぱが旅行に行くと大小取り混ぜていろいろなハプニングが起こる。
往路では、出国ゲートで引っかかり、寒いからと買ったパーカーが免税だから袋から出さずに入国しろとか。
実際に現地で起こった出来事などもあるのだけど、今回は復路の朝に起きた出来事。

道に迷うと書いてあるのだから、迷子になったと思ってもらえばいいのだけど、3月末に滞在時間9時間35分で来たときに学習しているはずの金浦空港での出来事。

さて今回金浦空港を朝7時45分発の｢NH862便｣に搭乗予約を取っていた、宿泊している東大門の近くのホテルから電車で約40分（実際にはもっとかかる）距離。
前日までは朝タクシーで行こうと思っていた、翌朝早いので夜のうちにパッキングを済ませ、後はパジャマにしていたシャツや小物を詰めて完了、朝シャワーを浴びて行けば桶な状態まで済ませ、日本にいるつれあいとFaceTimeで会話しながら缶ビールを飲んでいた。

　くっぱ ｢明日早いから、タクシーで空港まで行こうと思う。｣
　つれあい ｢いいんじゃない、それの方が時間に余裕が出来るでしょ。｣
　
なんて話して11時頃就寝、翌朝は4時30分に起きて5時30分に出掛ければ、6時くらいには空港に着くから楽勝～。

翌朝予定通り4時30分に起床、準備が早く出来たので5時15分にホテルを出発、この時に相変わらず容量の少ないくっぱの頭で余計な事を思ってしまった。

　｢ちょっと早く出てきたので、電車で行こう｣

これが不幸の始まりとなることをくっぱは知るよしもなかった。

駅から近いホテルなので電車のホームまでは5分もかからない、時間は5時25分、さて電車は何時かな？時刻表を探し当て愕然とした。
始発の時間がこの駅は5時45分、失敗した上まで戻ってタクシーにするかと改札口まで戻り｢T-money｣をかざして改札を出ようとするけどエラーになる、この改札口に駅員さんはいない、二度ほど試しても出られないのでこのまま電車で行こうとホームに戻りソウル駅までたどり着いた。
ここからは20分くらいで金浦空港に着くのだけど乗り換え口まで遠い遠い、東京駅の中央線から京葉線に乗り換えるくらい距離がある。
この時点で飛行機の出発時間まで後1時間25分、くっぱはちょっと焦りだしたけどここまで来ちゃってるので仕方がない。
電車も乗り換えてようやく金浦空港の駅に着いた、前にも経験しているけどここからがまた長い長い、出発まで1時間を切っていたのでちょっとだけ小走りに出発ロビーにむかう、動く歩道が延々と続き手すりにもたれている人たちを追い越しなんとか到着、後は一つ上の階の出発ロビーでチケット受け取って、と余裕でいっぷく、2階に上がり｢ANA｣のカウンターを探すが｢無い、無い｣よくよくみるとここは国内線、｢ANA｣のカウンターなどあるわけが無い、超慌てるくっぱはインフォメーションで道順を聞き、今度は走る走る、が息が続かないので50mくらいで終了、後は早足で国際線にむかった、途中悔しいが道を間違えた分岐点を確認してなんとか国際線へ、右に行かなきゃ行けないところを人並みにあわせて左に行ってしまったと確認し、国際線の｢ANA｣のカウンターへ、平静を装いおもむろに｢ANAカード｣を提示しチケットを受け取った。

ここで出発時間までもう30分もない。

なんとかここまでたどり着いたしと搭乗前にもういっぷく、速攻でお菓子のお土産買って搭乗口に、なんとか間に合った。
まぁ、前日からオートチェックインしてるから、空港にいればなんとかなるんだよね、次回はもっと余裕を持って移動しないととまた経験値が上がりました。